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2022年7月から8月初旬にかけて実施した、QA アナリティクスの機能修正・改善まとめ

QuarkA

QA アナリティクスは、7月27日にVer3.2.0.1にアップデートしました。

QAは日々細かい機能修正や改善(もちろん不具合修正も)を行い、不定期にアップデートをしています。
機能修正・改善の中には、お客様がより使いやすくなるよう自分たちで考えたものだけでなく、Twitterや直接ご連絡いただいたお客様の声を受けて検討・対応しているものも含まれます。

Ver3.2.0.1では、目標設定ができるようになりました。
QAアナリティクスでは2つのユーザー行動を目標として設定することができます。

  • 任意のページの閲覧(「お問い合わせ完了ページ」を見たなど)
  • 任意のクリック(「Amazonで買う」ボタンを押したなど)

本ページでは、2022年7月から8月初旬にかけて実施した、QA アナリティクス機能修正や改善についてまとめています。

Ver3.2.0.1 マイナーバージョンアップ

機能追加)目標設定(Goal Setting)

「Amazonアフィリエイトリンクをクリックした」「お申し込み完了ページを見た」などの特定のユーザー行動をとったセッションを目標とすることで、その達成数などが各種レポートで確認・分析できるようになりました。

目標は、1つ設定できます。
アップグレードすると、設定できる目標の数を増やすことができます。

QAアナリティクスの目標設定機能は、Googleアナリティクスの目標設定と似ていますが大きな違いが2つあります。

QAとGA、目標設定の違い

1.QAの目標設定は、何回でも変更が可能

目標設定の都度、目標達成セッションが再計算されるため、最初に設定を忘れていたり、ミスがあっても取り返しがつきます。

2.QAの目標設定は、ボタンクリックの目標設定が楽

Googleアナリティクスでは、「PDFダウンロード」など、ボタンのクリックイベントを目標設定するのは一手間必要です。

QAでは、ヒートマップ計測対象ページのすべてのクリックを計測・データ保存しています。そのため、事前にイベント等の設定作業をすることなく、あとから画面上でカンタンに目標設定をすることができます。

→ 目標設定について詳しく見る

機能追加)WPシステムアラート(負荷予防通知メール)配信機能

QAアナリティクスでは、データ量とサーバーが処理する量は大きく関係します。

PV数増加によりサーバーに負荷がかかりそうな場合などに、予防のためアラートメールをWordPressのシステムを利用して自動で送信できるようになりました。

QAアナリティクスを初めて有効化、または初めてバージョン3.2以上に更新すると、「WPシステムアラート(負荷予防通知メール)の設定」画面が出てきます。

同じ画面で、無料ニュースレターの案内も表示されます。ご希望の方は「YES」を選んでください。新機能紹介や、お得な割引キャンペーン情報、Web改善事例など、お役立ち情報をお送りします。

QAアナリティクス「設定」画面の「メール」タブから、いつでも負荷予防通知メールの送り先の変更と無料ニュースレター購読の登録・解除ができます。

→ WPシステムアラート(負荷予防通知メール)について詳しく見る

改善)一部情報の取得精度を向上

QAではページの読み込み速度を確認できます。

さらにアクセス詳細データのTSVファイルをダウンロードすると、サイト訪問ユーザーごとのページ表示速度が確認できます。

処理プログラムを変更することで、より精度が高いページ表示速度を計測できるようになりました。

改善)ライセンス認証の処理を変更

拡張パックにのみ含まれる新機能「目標設定」をリリースしたタイミングで、ライセンス認証の内部処理を変更しました。

拡張パックの料金には、基本的に今後も追加していく新機能が含まれています。

→ 詳しくは「機能・プラン」をご覧ください。

改善)特定環境でデータが貯まらない問題に対応

お客様からの問い合わせにより、PHP「filter_input」関数のバグに該当しているため、FastCGI が動いているサーバー環境においてデータが貯まらなくなっていることが判明しました。

▼PHPバグ内容

FastCGI が動いているサーバー環境で、「filter_input」関数にてINPUT_SERVERまたはINPUT_ENVを指定した場合、返り値が空になる

これに伴い「filter_input」関数を使用している箇所に対して対策を行いました。今回のver3.2.0.1から、FastCGI が動いているサーバー環境でもデータ取得が問題なく行われています。

現在進行形の開発・調査など

Google Search Console連携

QAアナリティクスは次のバージョンで、Google Search Console連携をリリースする予定です。

連携を実現するため、Google公式が提供しているWPプラグイン「Site Kit by Google」やGoogle APIを調査・分析し、実装方法を検討・開発しています。

さまざまな実装方法を調査・検討した結果、現在、Google APIを利用した連携方法での開発を進めています。

Google APIを使用するため、OAuth認証に必要な「クライアントID」と「クライアントシークレット」をお客様に入力いただく画面と簡易なマニュアルも合わせて作成中です。

海外ユーザー向け決済システム

海外のお客様にも快適に使っていただけるよう、決済システムなどを調査しています。
また順次サポートサイトや機能・プランの情報など、必要な情報から英語化を進めていく予定です。

これから予定しているアップデート

現在開発中で機能追加や改善などリビジョンアップデートを予定しているものを最後にお知らせします。(開発期間が延びてしまって遅れてしまったらごめんなさい…)

  • Google Search Console連携(10月頃)
  • 新パックプランリリース(8-9月予定)
  • 現行Google アナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)のデータ移行機能
  • 自社解析サーバー

少ない開発メンバーながらもしっかりとした調査・分析・設計・開発・サポートを行っていますので、次回のアップデートを楽しみにお待ちください。

QAの活用方法をもっと知りたい方へ

8月25日木曜日 a2i主催のランチタイムセッションで、QAアナリティクスのプロダクトマネージャである丸山耕二が登壇します。

a2iの有料会員は無料(申込み不要)です。
a2iの会員じゃない方も1,000円で参加できますので、QAにご興味がある方はぜひご参加ください。

気軽にQAについて質問してもらえるような雰囲気のランチタイムセッションです。

この記事を書いた人: QA事業部
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