先日8月17日、QAヒートマップアナリティクスがメジャーアップデートし、Version2.0になりました。
メニューとして大きく変わったのは、「ホーム」が新設されたこと。
旧新相対は以下の通りです。
・リアルタイムビュー ⇒ ホーム『リアルタイム』
・サイト統計情報(グラフ) ⇒ ホーム『全体推移』
・サイト統計情報(PV一覧) ⇒ ホーム『見たいデータを探す』(セッション一覧として)
使い方について詳しくは、サポートサイトに記載しています。
▼ホーム
https://mem.quarka.org/manual/adminpage-home/
この記事では、今回の更新内容がなぜメジャーアップデートなのか?などをご説明し、このブログのタイトル「ゲームのように楽しく!」に込めた思いなどをお話したいと思います。
目次
今回はversion1.0と決定的に違う箇所があります。
それは、QAが本質的に「現行GA+MS Clarityというダブルデータ」を保持しているツールだから実現した機能が入っているということです。
具体的には、下記の2つができるようになりました。
「全体推移」というホームに新設されたタブメニューでできるようにしています。
ピンと来る人には説明不要だと思いますが、これはGAのユーザーエクスプローラーのデータを全て一括ダウンロードできるイメージですね。広告運用とかでやりたかった人が多いと思いますし、私も欲しかった機能です。
「ヒートマップを探す」というホームに新設されたタブメニューでできるようにしています。
・「目標達成した人(任意のページを見た人)のセッション抽出」(GA)
・「ページ内部をどのように閲覧したのだろう?(ヒートマップ+セッション再生)」(Clarity)
のダブルデータを保持しているからできる機能です。
ずっとこういった機能を作りたく、初期の設計思想から入っていました。
これを一般的なレンタルサーバーでも、容量や速度など気にせず安心して使ってもらうため、今まで頑張ってきたという感じです。イメージというと、ver1.0とver2.0の違いは下記です。
1.0・・・GA+Clarityという膨大なダブルデータを取得するバックヤード部分の構築
2.0・・・そのデータをもとに分析ツールとして新体験を増やしていく。楽しい部分。
今まで使いやすいと評判を頂いているQAですが、実はバックヤード部分の構築が多かったです。
これからは、画面周りの機能が増えていきます。だからver2.0になりました。
(高速化とデータ量のために、QA独自のlow-layerのDBを作ったので、まだバックヤード部分は継続してやっていく必要があるのですけどね)
今までもしばしば書いていますけど、多くのサイト分析ツールには下記の課題があると思っています。
これを解決するために作っているのがQAです。
QAって機能が少ないので、機能を単純比較すると全負けするのすけど(苦笑)、これにも少し理由があります。
たとえば今回は「サイト統計情報」というメニューを削除し、ホームに機能を集中させています。これも機能拡充の面でいったらマイナスです。マーケティング的にもよくないでしょう。
でも、ユーザーインタビューを行っていく中で、サイト統計情報を使っていなかった人が多かったんですよね。中には気づいていない人も(汗)
そこで、このメニュー自体が混乱を生んでいると考え、仮説とモックによるユーザーテストを繰り返しながら「直感的に操作できる/意味がわかる」メニューに変更したのです。
そのため機能は減っているのですが、自然に、新しい機能を使ってもらえるのではないかと思います。
先ほど、サイト分析ツールの課題と書きましたが、端的にいうと
私達としてはQAを使ってもらうだけで
としたいと思っています。
目指したいのは、ゲームのような操作感です。初心者のみならず、プロこそ「時間」が大切だと思っていますので。
ver2.0になったことで「これすごい!」という新しい体験を作っていけると思いますので、ぜひ期待してもらえたらと思います。
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https://quarka.org/oishii-kobe-campaign/
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