カテゴリー: お知らせ

QuarkAからのお知らせや新着情報です。

  • ソフトウェアの海外展開 。Stripeでやってみたこと、やってみたいこと

    ソフトウェアの海外展開 。Stripeでやってみたこと、やってみたいこと

    Stripeの岡本さん(@hidetaka_dev)から「アドベントカレンダー書いてみません?」と声を掛けられまして、いつもお世話になっているし、これは書くしかないと思い筆をとっているQA プロダクトマネージャーの丸山です。

    前提:QAというWordPressプラグインを作っています

    私たちのWordPressプラグインは基本無料で使えますが、プレミアムとしてサブスク型のプランが存在します。私たちのプラグインについて詳しくはこちらをご覧ください。

    海外なら絶対Stripe

    実は日本の決済はRobot Payment

    そもそもなのですが、現在も日本の決済はRobot Payment(旧J-payment)を利用しています。理由は使い慣れていたことが一番大きく、次いで決済手数料が比較的安くてサブスクによく対応しているからです。

    なぜStripeを使い始めたのか?

    今年の3月、まずは海外のユーザー向けにStripe決済を導入しました。私たちはWordPressのプラグイン開発を行っていますが、最大の目標が海外でのシェアを獲得し、収益化することです。「日本人もやるじゃない!」と思ってもらいたいとずっと思っていまして。

    現状は残念ながら海外ユーザーはいても、有料プランに入ってくれている人はいないのですが、私たちのプラグインは、特に海外サイトのように下記Cookieバナーが入っている場合でもCookieレスで簡単にデータが計測できるソフトウェアです。

    現在世界中にも同様のソフトウェアは存在していませんし、文末に書いたように来年大きく変化させる予定なので、チャンスはあると思っています。

    Cookieバナーが入っていても大丈夫です。

    どの国でも「現地通貨で決済」できることが一番強い

    いざ海外で購入してもらおうと思うと、少なくとも英語のページを作り、ドル決済であることは必須です。しかし私たち日本人であれば、やはり日本語のページがあって、見慣れた日本円で決済できる方が安心ですし、それは万国共通でしょう。

    見慣れた金額見慣れない金額
    自国通貨◎980円 / 月△1321円 / 月
    他国通貨△$9.99 / 月× $21.23 / 月
    価格の印象の大切さ

    そう考える全世界の通貨に手軽に適応できそうなのはStripe一択だったんですよね。それがStripeを選択する大きな理由でした。

    Stripe導入時にやったこと

    こんな手順で進めました。

    1. マーケティングと価格戦略を考える
      1. 特にフリーミアムの設計をいろいろ検討しました
    2. Stripeでどこまで何ができるかChatGPTやStripeのドキュメントを読んで設計していく
      1. まったく触ったことがない担当者が0から設計できました。ドキュメントが凄いです。Stripeのユーザー会で聞いたら、Stripe社は新機能のリリースと同時に必ずドキュメントを出す文化らしく。尊敬しました。
    3. 調査の結果で設計書を作り、関係者の合意がとれたので、実装、テスト

    Stripe導入の感想

    とにかく、どんなマーケティングプランを思いついても、なんでもできるなぁという印象です。プログラムも容易ですし、ChatGPTもStripeのコードなら書けます。またUIについてもStripe側で決済画面をもっているものも多く、途中から基本的に海外決済のUIについてはStripe側にほとんど任せるという決断になりました。

    将来的にはRobotPaymentもStripe側に移行しようと考えていますが、まだ行っていないのは、現在日本のサービスを契約してくれているお客さんが面倒だと思ったからです。でも、下記のように来年ソフトウェアが大きく変わる予定なので、そこでStripeに統合していく予定です。

    フリーミアム戦略には絶対Stripe。来年やりたいこと

    来年、いよいよ国内外に向かって本格的にうって出たいと思っています。

    その秘策は「QAがアクセス解析ソフトウェアではなかった」とお伝えするところから始まります。私たちは、本質的には「サイト速答ツール」を作っています。今まで見たことがないデータソフトウェアに変化すると思いますので、ぜひ楽しみにしてもらえたらと思います。

    その時、Dropboxのように、紹介してもらったら、いろいろお得になるというリファラルプログラムを導入することを考えていますが、それもStripeであればできることは調査済みです。

    かつAIとの通信でもStripeは従量課金に対応しており柔軟な設計が可能になります。

    このおかげで、来年はより多くの人に、無料でデータの本当の力を感じてもらえると思います。

    来年は、Stripeの決済を武器にがんばりたいと思いますので、ぜひQAにご期待ください。

  • 年末年始休業のお知らせ


    年末年始につきまして下記のとおり休業いたします。

    休業期間:2024年12月27日(金)~2025年1月5日(日)

    休業期間内にいただきましたお問い合わせ等につきましては、1月6日(月)より順次対応いたします。
    大変ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご理解のほどよろしくお願いいたします。

  • 4.1.X アップデートのお知らせ

    4.1.X アップデートのお知らせ

    QAアナリティクスのバージョン4.1.Xのリリース情報をこちらのページでまとめてお知らせします。

    Version4.1.2.1

    (2024-11-01)

    主な更新箇所

    • 新規インストール時に表示されるようこそ画面のバグを修正

    Version4.1.2.0

    (2024-10-24)

    主な更新箇所

    • さまざまなバグを修正し、プラグインのセキュリティや全体的なパフォーマンスを向上させました
    • 軽微な問題を解決し、プラグインの機能を改善しました

    Version4.1.1.1

    (2024-08-29)

    主な更新箇所

    • 一部の環境(※)において、データ計測数が著しく少なくなる不具合への対応

    ※サーバースペックが高くかつWordPressのバージョンが一部の6.5以上の環境でのみ発生を確認しておりますが、再現性が低く、同等環境でも発生しないこともあり、本現象は一部の方のみに発生していると考えられます。しかし原因箇所は翻訳関連のWordPressのコアファイルの処理であると断定できたため、対処をし、不具合の解消を確認しております。

    Version4.1.1.0

    (2024-08-27)

    主な更新箇所

  • 夏季休業のお知らせ


    平素は別格のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

    さて、夏季休業につきまして、下記のとおりお知らせいたします。大変ご迷惑をおかけしまして申し訳ございませんが、なにとぞご了承いただきますようお願い申し上げます。

    休業期間中にいただきましたお問い合わせ等は休業明けより順次ご対応します。

    夏季休業期間:
    2024年8月13日(火)~2024年8月16日(金)
    8月19日(月)より、通常営業を開始いたします。

  • 4.1.0.0 アップデートのお知らせ

    4.1.0.0 アップデートのお知らせ

    QAアナリティクスのバージョン4.1をリリースしましたのでお知らせします。

    【7/17@神戸】QAアナリティクスミートアップvol.2のお知らせ

    7/17(水)19:00からQAアナリティクスミートアップを開催いたします。

    サイト運営の課題などを共有しながら、実際にQAアナリティクスを使った分析などをハンズオン形式で楽しく行う予定です。ご興味のある方、ぜひご参加下さい。

    【神戸】QAアナリティクスミートアップ「WordPressのサイト分析ハンズオン」vol.2

    What’s inside

    月間計測PV上限数が3,000から10,000と大幅に増えました!

    PV上限の考え方にのっとり判断した結果、無料版でもひと月最大10,000PVまで計測できるようになりました。アテンションマップ付きのヒートマップでは世界最大の無料サービスです。

    それ以上のPVの場合、時間効率を優先される方はサポート付きの有料プラン、無料でもお友達紹介プログラムに参加すると月間計測PVの上限数をアップできます。

    目標に「リンククリック イベント」が設定できるようになりました

    目標設定に「イベント(上級者向け)」が新登場です。

    たとえばAmazonや楽天へのアフィリエイトリンクや、電話番号クリックなど、一括で目標設定ができます

    例) Amazonアソシエイトのクリックの場合

    /.*amzn.*/

    例) 電話番号クリックの場合

    /03-1234-5678/

    QAアナリティクス専用ユーザーのWPユーザー権限を作成

    WordPressユーザー作成時、「QAアナリティクス専用」の権限グループを選べるようになりました。
    これで「QAアナリティクス専用ユーザー」を作ることができます。

    • QA Analytics Viewer(閲覧者)・・・レポートのみ閲覧でき、設定ができないユーザーです。
    • QA Analytics Manager(管理者)・・・管理者ユーザーです。全ての設定や認証などもできるユーザーです。

    UX改善

    インストール直後、Cooieバナーに関する説明を追加しました。

    その他主なUX改善・バグFIX

    Ref#OverviewDescription
    QAHM-1497バグFIXヒートマップ表示に係る軽微なバグFIX
    QAHM-1495UX改善セッションリプレイに係る微調整
    QAHM-1487その他ヘルプページの「サポートしている環境」欄を更新
    QAHM-1484, 1495バグFIXcron処理の軽微なバグFIX, および改善
    QAHM-1479バグFIXPHP5.9環境下での軽微なバグFIX
    QAHM-1473バグFIX目標削除に係るファイル処理の改善
    QAHM-1435, 1438, 1483UX改善英語表記の改善

    ぜひQAアナリティクス最新バージョンをご利用ください!

  • QAアナリティクスミートアップ「WordPressのサイト分析ハンズオン」vol.1開催レポート

    QAアナリティクスミートアップ「WordPressのサイト分析ハンズオン」vol.1開催レポート

    こんにちは、QAアナリティクスのプロダクトマネージャー丸山(@koji_maruyama)です。
    先日5月17日(金)、QAアナリティクスミートアップVol.1を神戸で開催しました。

    https://www.meetup.com/ja-JP/qa-analytics-meetup/events/300337640/


    初めてのリアル開催ということもあり当初15名定員にしていたのですが、おかげさまでキャンセル待ちも出たため、20名開催になりました。

    当日は新潟から来てくれたクラリティ研究所も運営しているコスギさん(@clarityLabo)がミートアップをオーガナイズしてくれました。そんなコスギさんが参加レポートをあげてくれています。

    https://clarity.kosgis.com/blog/qa-analytics-meetup-vol1/

    ものすごいレポートで、ミートアップの詳細はぜひコスギさんのブログをご覧頂きたく思います。

    レポートの中でももっとも私が嬉しかったのは「ユーザーと共に成長の余地があるアクセス解析ソフト」という部分。それこそ我々が目指してきたことであり、この第一回ミートアップにより、その一歩が本当に踏み出せたと感じました。

    そこで今回はざっと写真を使った雰囲気のご紹介のあと、コスギさんへのアンサーも含めて記事にします。

    当日の雰囲気

    受付

    13時15分開場ですが、バタバタで準備が間に合わず、、参加者の皆さん、ご協力ありがとうございました。

    受付の様子

    自己紹介&ディスカッション

    自己紹介では東京、名古屋、京都、大阪、神戸、新潟など本当に多方面からの参加。仕事もメディア運営、コンサルタント、ヨーロッパ帰りの人、制作会社の人、お店とECを運営している人、フリーの人、企業のウェブ担当者など、実に様々な人が参加してくれていることがわかりました。「好きなケーキは?」のような話題でも盛り上がりました。

    座談会の様子

    グループディスカッション

    それぞれのグループで、サイト運営に関する課題を自由に話し合いました。またQAアナリティクスをインストールして実際のレクチャーも。

    グループディスカッション
    課題が貼られたホワイトボード
    QAアナリティクスのレクチャー

    集合写真

    みんなで思い思いの「Q」のマークを作って撮りました笑。

    QAアナリティクスミートアップとは?

    QAアナリティクスが目指すものは、以前noteで記事にしています。

    データの‟分析”はもうやめよう。Wordpress無料プラグイン「QA Heatmap Analytics」が実現するこれからのWebマーケティング

    データはクリエイティブの武器になる。“天才”ではない私たちがクリエイティビティを発揮するたったひとつの方法

    上記は2021年のインタビューですが、3年たった今も考え方はずっとかわっていません。むしろユニバーサルアナリティクスの停止や、プライバシー保護が加速した現在は、未来が現実に近づいてきたと思っています。

    そのような流れの中で、ずっと大切にしているのは「私たちはすべての人のクリエイティビティを信じています」という言葉です。下記は今回のQAミートアップの目的のスライドですが、ここにも「『人の縁が解決する』と信じています」という言葉があります。

    我々のようなデータを扱うツールベンダーが、「信じる」という言葉を使うのはちょっと問題かも知れませんが、データを扱う立場としては、データよりも包括的な「現実」に対してシビアでなくてはいけないと思っていて、それでいうと、私は50年近く生きてきた中で、人の縁や、十人十色のクリエイティビティ、意思の力こそ様々な問題を解決する鍵だと信じています。

    私達ツールベンダーの力には限界がありますが、ユーザーさんの力も集結したら、きっと想像もつかないすごいものになると信じていますし、そういう人が集まる場がもつ力というのはとても大きいと感じていて。

    とはいえ、リリース当初は製品力も乏しかった上に、コミュニティ運営にも自信がなく、願望はあっても、実現できるような実力がありませんでした。

    しかしそれから3年。現在は後述のBrainsのリリースも控え、またその間にWordPressコミュニティに参加するようになって、やはり人の力はすごい!同じことをやってみたい!と具体的にイメージができるようになり、コミュニティ熱が再燃していました。そんな中、コスギさんが「神戸に行くからやろうよ!」と声をかけてくれ、サポートしてくれたことで、この第一回を開催することができました。この時点でもはや我々だけの力ではありません。

    このような背景があり、コスギさんが振り返りレポートで「QAアナリティクスはやっぱり、私たちで育てていける余地のあるツールだと思っています。」と言ってくれたことはとても嬉しく、すごいものに近づく一歩を踏み出したのではないかと感激したのです。

    ミートアップの目指すもの

    コスギさんのレポートでいくつか議題を書いてもらっていたので、回答します。

    「#QAAnalytics」というハッシュタグを変更しては?

    確かに名前が長いし読みづらいですよね。。
    ベタなんですけど、「#QAアナリティクス」かなぁと思っています。何かアイディアがあればぜひ頂きたいです。

    ※公式ツイッター@QaAnalytics宛てに #QAハッシュタグ案 まで。

    https://x.com/QaAnalytics

    ミートアップの方向性

    主催者側の「セミナーにはしたくない」という思いは尊重しながらも、それでもある程度のレクチャーの必要性は感じたので、今後も継続しながら模索できたら良いんじゃないかなと思っています。

    初開催のQAアナリティクス会・参加レポート #QAAnalytics | Microsoft Clarity 研究所 (kosgis.com)

    ありがとうございます。同感です。ミートアップのスライドに下記のように入れています。

    ツールの方向性や、機能説明などはベンダーとして情報提供の必要があると思っていますし、スキルアップの場としては、教えるのがうまい人達のバックサポートをしたいと考えています。

    ミートアップを開催してみたいという方はぜひMeetupからご連絡ください。

    ▼QA Analytics Meetup
    https://www.meetup.com/ja-JP/qa-analytics-meetup/

    メーカーとしての立ち位置

    「ツールベンダーなんだから、サポートしてくれなきゃ困る」という思いを持つ方もいらっしゃると思います。そこをコミュニティ “だけ” で吸収するのは、私も少し違和感があるものの、基本は「WordPress を使うなら自己責任」論主義者なので、お互い対等な立場で建設的な対話ができればいいと思っています。
    「やっぱりこういう機能がほしいよね」と言語化できるようになれば、めっちゃいいツールになると思うんですよ。QAアナリティクスも、そういった場をつくろうとしているようですし、私はそこに共感してお手伝いしています。

    初開催のQAアナリティクス会・参加レポート #QAAnalytics | Microsoft Clarity 研究所 (kosgis.com)

    ありがとうございます。

    まずツールの安定稼働については、QAアナリティクスは100%GPLのWordPressのプラグインであるため、WordPressの文化にのっとってボランティアの方も交えたコミュニティフォーラムでのやりとりを基本としています。

    https://wordpress.org/support/plugin/qa-heatmap-analytics/

    またツールベンダーに直接サポートしてほしいという方のためには、有償プランも用意しています。それに加えて、 QAアナリティクスミートアップが、何らかの解決や、意見交換や、追加ご要望の情報交換の場になればと思っています。

    そうやってユーザーの皆さんと情報交換を行っていく中で、QAアナリティクスが「日本人のアイディアが詰まったツール」に育つようベンダーとしても頑張りたいです。

    なおサイト改善に向けての課題については、私達ツールベンダーでは解決できないので、困っている人とプロフェショナルな人達が出逢う場としてのミートアップ開催をどんどんご支援していければと考えています。

    QAアナリティクスの今後

    早い馬を追い求めても、自動車には敵いませんよね。QAアナリティクスは、この自動車になる可能性を秘めています。

    「Brains」。ウェブサイトの規模やニーズに応じたAIが、アクセス解析データを分析してアドバイスしてくれる機能

    初開催のQAアナリティクス会・参加レポート #QAAnalytics | Microsoft Clarity 研究所 (kosgis.com)

    ありがとうございます。

    Brainsとは?

    コスギさんが一番喜んでくれた「自動車になるかも」という機能であり、サイト規模に応じてデータをもとにアドバイスしてくれる機能です。下記のデモをご覧ください。

    Brainsデモ画面

    BrainsはQAにアドバイザーを追加できる機能です。つまりQAのアドオンとして動きます。

    これも、ツールベンダーの力だけで作るより、多くの人の力が集結した方がすごいものになるという考えから生まれたものです。

    デモ画面は法人向けのQA ZEROでまもなく先行リリースされるものですが、QAアナリティクスでも当然実装予定の機能となります。ぜひ楽しみにして頂ければと思います。

    「みんなで画面を覗き込むのはしんどいから、QAアナリティクスの閲覧のみができるユーザー権限が欲しい」と伝えておきました。Google アナリティクスにも権限が細かくありましたし、これができれば各々の画面で好きなように確認できますから、ミートアップでも役立つだろうなって。

    初開催のQAアナリティクス会・参加レポート #QAAnalytics | Microsoft Clarity 研究所 (kosgis.com)

    重要な機能だと思いました。QA ZEROで先行している機能なので、QAアナリティクスにも取り込みたいと思います。

    次回開催

    7月17(水)19時から神戸を予定しています。コスギさんも再び来てくださる予定です。
    募集が決まったら、また公式ツイッターやMeetupページでお知らせしますので、ぜひフォローよろしくお願いします。
    ▼QA Analytics Meetup
    https://www.meetup.com/ja-JP/qa-analytics-meetup/
    ▼公式ツイッター
    https://x.com/QaAnalytics

    今回参加したかったけどこれなかったというご意見もたくさん頂きました。
    ぜひ会場でお会いしましょう!

  • QAアナリティクスのPV上限について

    QAアナリティクスのPV上限について

    いつもQAアナリティクスのご愛顧ありがとうございます。
    本日は、ご質問頂くことも多いQAアナリティクスのPV上限について考え方をお伝えします。

    2024年7月8日アップデートで、無料版でもひと月最大10,000PVまで計測できるようになりました。

    無料版のPV上限は月間3,000PVです。(※2024/7/8に10,000PVに増えました)

    4/30リリースのQAアナリティクス4.0.1.0において、無料版のPV上限は月間3,000PVになりました。
    初期は1,000PVだったのですが、現在アップしています。

    紹介ごとに+2,000PV/月(+最大30,000PV/月まで)。

    4/30リリースのQAアナリティクス4.0.1.0において、お友達紹介により紹介者とそのお友達の双方が月間2,000PV増えるようになりました。こちらも当初+1,000PVでしたが、アップしています。

    上限が簡単にアップ!
    お友達全員も増えます

    PV上限が変動する理由

    PV上限が変動している理由は以下の通りです。

    • 初期リリース後二週間経ち各サーバーで安定しており、3,000PVまでは増やしても問題なしと判断できた
    • JetPackが有償化して、困る人がより増えた

    そこで今回は、サーバーの安定稼働を約束でき、かつAIによる推測で65%の人が十分となる3,000PVを上限にしました。

    また紹介システムもわかりやすくし、双方で2,000PV増えるようになりました。これでほとんどの人が無料で使えるようになります。

    なお、このようにPV数が変動したり、紹介システムがある理由は、下記のQAアナリティクスの仕組みによるものです。

    QAアナリティクスのデータは、皆さんのレンタルサーバー上に溜まります

    GA4に代表される一般的なアクセス解析サービスは、ユーザー登録してから利用します。そしてアクセス解析のデータは、Googleなどクラウド上に溜められ、その代わりGoogleなどクラウド事業者に全サイトのアクセスデータの利用権が与えられます。

    一方QAアナリティクスの場合、私達メーカーは一切関与せず、皆さんのレンタルサーバー上でプラグインが自動でデータを溜め、そのCPUやメモリを使って集計しています。

    そしてご存知のようにレンタルサーバーは、月額料金でスペックが決まっています。特に海外のサーバーは小さいです。

    全ページ録画再生やヒートマップのデータは、ファイル数もサイズもCPUとメモリ負荷も大きいです

    Ver4.0から、QAアナリティクスには全ページセッションリプレイ(録画再生)機能や、全ページヒートマップ機能がついています。これは全録のTV録画チューナーのようなもので、大変ハードディスクの容量とファイル数を使います。

    全世界のレンタルサーバーを調査したところ、ハードディスク容量10GB/メモリ1GBバイト未満といったものがあります。誰でもすぐ使えるWordPressのプラグインとしてリリースしている以上、サーバーの安定稼働のためには、初期値は一番小さい人にあわせる必要があります。

    そこでまずQAアナリティクスは、インストール直後の初期状態において低めのPV数上限を設け、データを90日間で消去して全世界のサーバーで安全に稼働するようにしています。

    PV数を増やすには?

    PV上限がある理由は前述の通りなので、逆にいえばQAアナリティクスとしては、サーバーに注意できる人か、我々メーカーがサポートできる人であれば、増やして貰ってもよい、ということになります。その結果生まれたのが、下記2つのPV数アップ方法です。

    フレンドライセンス(無料で入手可能)

    紹介者と紹介されたお友達の双方のPV数が増えるフレンドライセンスを設けました。サーバーを意識する人であれば誰でも無料で双方手に入り、私達メーカーとしても広めてくれたお礼にもなるので、誰も損をしない仕組みであり、Dropboxの友達紹介システムを参考に設計しています。

    有償ライセンスほどPV上限は必要ないのだけど、ちょっと増やしたいという方は、ぜひフレンドライセンスをご活用ください。

    有償ライセンス(毎月払いor年払い)

    同様の考え方にて、有償ライセンスも提供しています。

    有償ライセンスであれば、メーカーの直接サポートがついられますし、私達もサーバーの状況をお聞きしながら進められますので、より安全にお使い頂くことができます。従って、有償ライセンスでのPV数上限は大きくしていますし、データ保存期間も選べるようにしています。

    実際、現在有償契約してくださっている人や、複数ライセンスを購入してくれているお得意様もいらっしゃいますが、 サポートをうまく活用してもらっていて、喜んでもらえていることも多いです。

    有償ライセンスを購入してくださるお客様がいてくれるおかげでQAアナリティクスの開発も続けらているので、私達はサポートもとても大切にしています。

    今後PV上限は変わらないの?

    今後、さらに安定していて問題がなければ、PV上限を増やす可能性はあります。 ただまずはリリースし、安定稼働を確認していくことがもっとも大切だと考えています。特に海外サーバーの人が増えてほしいと切に願っています。

    よくあるご質問

    QAアナリティクスを入れたらサイトは重くならないですか?

    なりません。Google PageSpeed Insightを使って貰っても表示されないと思いますし、詳しくはホームの右側に出ている下記のサイト表示速度も参考にしてください。速度が6.5msなど高速であれば良好と表示されています。

    QAアナリティクスのページ表示速度が表示されています。

    QAと一般的なアクセス解析プラグインとの違い

    よくJetPackなどアクセス解析プラグインを入れたら重くなるという話がありますが、それは、データベースを使ったり、今回のようなレンタルサーバーを守るという考え方が弱いためです。

    QAアナリティクスはWebサイトの安定稼働を第一優先で考えており、基本的にデータベースを利用せず、今までお伝えしてきたように絶対に安全なレベルでPV制限を設けるなど、Webサイトとサーバーの安定稼働を第一優先にした設計にしています。

    QAアナリティクスの容量はどこで確認できますか?

    ホームの右側にある「サイト表示速度」の下に「容量」という項目があります。そこに、現在の容量と、紹介システムで増えた容量が表示されます。

    一番下に保存データ量が表示されています。どんなサーバーでも安全な5GBを目安にしています。

    今後PV上限が増えたら、既に入手したフレンドライセンスや有償ライセンスで損をしないですか?

    大丈夫です。

    まずフレンドライセンスも自動で上限が増えます。実際、今既にフレンドライセンスを手に入れている人がいますが、その人は、今回の4.0.1.0で自動的にPV上限が増えています。ですので、今後もしPV上限が増えたら、バージョンアップ時にPV上限が増えたのだなとお考えください。

    また有償ライセンスのPV上限は10万PV以上なので、だいぶ大きいことと、有償プランの人ならではの保存期間の変更や、新しい機能追加も控えております。

    私達が開発を続けられるのは有償プランやフレンドライセンスを手に入れた方のおかげであり、一番最初にその方達が得をするように考えて設計しておりますので、そこはご安心ください。

  • 4.0.X アップデートのお知らせ

    4.0.X アップデートのお知らせ

    QAアナリティクスのバージョン4.0.Xのリリース情報をこちらのページでまとめてお知らせします。

    Version4.0.1.1

    (2024-04-30)

    主な更新箇所

    • 特定の条件下でヒートマップアイコンがクリックできない不具合の修正

    Version4.0.1.0

    (2024-04-30)

    主な更新箇所

    • PV上限が3,000PVに(PV上限について
    • フレンドライセンスが+2,000PV(最大+30,000PV)に
    • SEO分析画面でデータが溜まるまでの期間のメッセージをわかりやすく変更
    • Google API連携にて、urlプレフィックスとドメイン両方に対応
    • ホーム画面にて「達成したゴール」を設定しないとヒートマップが出ない不具合を修正
    • フレンドライセンス案内を追加
    • ホスティングサーバー会社のため、夜間cron開始時間をサイトによって1時から4時の間でランダムにするよう変更
    • その他軽微なUI改善

  • 4.0.0.0 アップデートのお知らせ

    4.0.0.0 アップデートのお知らせ

    QAアナリティクスのメジャーアップデートバージョン4.0(4.0.0.0)をリリースしましたのでお知らせします。

    QA Analytics 4.0は大きく進化しました。

    QAアナリティクス4.0はCookieレス時代に対応した完全自社Web解析ツールとしてリニューアルされました。
    ※アップデートの背景はこちらをご覧ください。

    【5/17@神戸】QAアナリティクスミートアップvol.1のお知らせ

    5/17(金)13:30からQAアナリティクスミートアップvol.1を開催いたします。サイト運営の課題などを共有しながら、実際にQAアナリティクスを使った分析などをハンズオン形式で楽しく行う予定です。

    QAアナリティクス初のリアルイベント開催となります。ご興味の方、ぜひご参加下さい。

    【神戸】QAアナリティクスミートアップ「WordPressのサイト分析ハンズオン」vol.1

    What’s inside

    全ページヒートマップ&全ページセッションリプレイ(無料)

    目玉の機能です。QAアナリティクスプラグインをインストールしたユーザーは、いつでも無料でヒートマップとセッションリプレイが使えます。もちろん目標設定したユーザーのセッションを閲覧することも可能です。

    無料でも全ページ90日間データを保持できる世界唯一のサービスになります。GoogleアナリティクスとClarityの機能が融合したような機能です。

    全てのページにヒートマップがつきます(一番右の列)

    Cookieレス計測&Cookieバナーツールに完全対応(無料)

    EUのGDPRやアメリカ・カルフォルニア州のCCPAなど、今やウェブ解析ツールはプライバシー問題やCookieへの対応が必須となっています。

    QAアナリティクスはWordPressと一体化することでサーバートラキングを実現。Cookieレス計測にも対応し、匿名化データでユーザーのプライバシーを守りつつ、定量および定性分析を可能とします。

    設定方法

    設定はとても簡単です。Cookieバナーを導入しているサイトでは、QAアナリティクスの設定画面でCookieバナー対応モードにチェックをいれるだけ。あとはヘルプページ(※現在英語のみ)に従って現在ご利用中のCookieバナーツールに登録してください。

    Cookeiバナー導入時のQAアナリティクスとGA4との比較データ

    参考までにCookeバナー対応モードで計測したQAアナリティクスとGA4との数値比較データを下記に掲載いたします。

    CookieバナーツールのCookieYesを標準で利用した結果

    PV数にあわせて柔軟なプラン選択

    QAアナリティクスは設定不要で全ユーザー行動データを匿名で保存する強力なツールですが、ヒートマップおよびセッションリプレイはデータ容量が大きく、データ容量には気をつけなければなりません。

    ※4.0.1.0では、上限3,000PVになっています。PV上限について

    調査した結果、世界中の40%程度のサイトは月間1000PV未満だと想定され、またデータの確認も昨月比較ができれば多くの方にとって十分であることがわかりました。

    そこで、無料版ではより多くの方が安全に使えるよう、月間1000PVを上限とし、その月のPV数が超えたらその月は計測を停止するようにしています。またデータの保持期間の90日を最大にしています。

    なお、サポート付きの有料プラン、もしくはお友達紹介プランを使うとPV制限の上限をアップできます。

    お使いのサイト状況にあわせてお選びください。

    アテンションマップの精度アップ

    多くのアテンションマップは、ユーザーのページの平均滞在時間をもとに熟読箇所が表示されます。しかし、以下の問題がありました。

    • 各人の読む速度の違いが考慮されていない
    • ページのどこを読んでいるか推測が難しい

    今後AIにデータを渡す上でも熟読箇所の精度アップは大切です。そこでこの問題に対処すべく、QA Analytics4.0では、各ユーザーごとに読むスピードを考慮した補正を行い、かつ熟読箇所を正規分布で幅広く捉えることで、より熟読箇所の表示精度をあげました。

    UX改善

    設定画面をシンプルに改善

    より直感的に設定してもらえるように設定画面を改善しました。

    その他主なUX改善・バグFIX

    Ref#OverviewDescription
    QAHM-1369バグFIXメールサブジェクトの2バイト文字化け対策
    QAHM-1367UX改善ホーム画面にてPV上限超過時の表示を追加
    QAHM-1354UX改善ページバージョンの管理ページを刷新
    QAHM-1349UX改善アテンションマップの表示の最適化調整
    QAHM-1343UX改善SVGのクリックイベントに対応
    QAHM-1342UX改善プラグインインストール直後の画面からメールアドレス登録処理を削除
    QAHM-1341UX改善アテンションマップの精度アップ
    QAHM-1327UX改善管理画面のプラグインメニューアイコンをロゴに変更

    ぜひQAアナリティクス4.0をご利用ください!

  • 4.0.0.0 (メジャーアップデート)がまもなくリリースされます

    4.0.0.0 (メジャーアップデート)がまもなくリリースされます

    現在、QAアナリティクスのメジャーアップデートバージョン4.0(4.0.0.0)を準備しています。今月4月中旬リリース予定です。

    QA Analytics 4.0は大きく進化します

    ここでは、4.0の主な特徴をご紹介します。QA Analytics4.0はCookieレス時代に対応した完全自社Web解析ツールとしてリニューアルされます。

    アップデートの背景

    QA Analyticsは今年で4年目です。

    その間、アクセス解析界隈では、旧Googleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)の廃止とGA4のリリース、Microsoft Clarityのリリース、そしてプライバシーの強化とCookie規制とめまぐるしく状況が変わりました。2024年の今年、ChromeはサードパーティーCookieの完全廃止を宣言しています。

    元々IPアドレスなど個人特定データを一切保存しないQA Analyticsは、プラグインなのでデータを第三者提供せずCookieレス計測に対応できます。

    そこで今回のアップデートで、完全Cookieレスに対応し、誰でも直感的にアクセス解析ができる機能を充実させました。皆さんのレンタルサーバーの安全のためデータ容量制限をつけた上で、全ページヒートマップ&セッションリプレイを誰でもお使い頂けるようにし、高精度のアテンションマップも標準装備します。

    プラグインを入れるだけで安全に計測。そして多くの機能が無料で使えるQA Analytics4.0を楽しみにお待ちください。

    全ページヒートマップ&全ページセッションリプレイ(無料)

    目玉の機能です。QA Analyticsをインストールしたユーザーは、いつでも無料でヒートマップとセッションリプレイが使えます。もちろん目標設定したユーザーのセッションを閲覧することも可能です。

    無料でも全ページ90日間データを保持できる世界唯一のサービスになります。GoogleアナリティクスとClarityの機能が融合したようなQA Analytics4.0をぜひ楽しみにお待ちください。

    Cookieレス計測&Cookieバナーツールに完全対応(無料)

    EUのGDPRやアメリカ・カルフォルニア州のCCPAなど、今やウェブ解析ツールはプライバシー問題やCookieへの対応が必須となっています。

    QA AnalyticsはWordPressと一体化することでサーバートラキングを実現。Cookieレスおよび匿名化データでユーザーのプライバシーを守りつつ、定量および定性分析を可能とします。参考までにCookeバナーツールを導入した時のGA4との数値比較データを下記に掲載いたします。

    Cookeiバナー導入時のGA4との比較データ

    CookieバナーツールのCookieYesを標準で利用した結果

    月間最大1000PV/データ保持期間90日(無料版のみ)

    全ページヒートマップおよび全ページセッションリプレイに対応した結果、データ容量が大きく増えるため、世界中のどのようなサーバーでも安定稼働させるためには、データ容量を安全に減らす必要があります。

    調査した結果、世界中の40%程度のサイトは月間1000PV未満だと想定され、またデータの確認も昨月比較ができれば多くの方にとって十分であることがわかりました。

    そこで、無料版ではより多くの方が安全に使えるよう、月間1000PVを上限とし、その月のPV数が超えたらその月は計測を停止するようにしています。またデータの保持期間の90日を最大にしています。

    なお、この制限はサポート付きの有償プランで解除できます。有償サポートがあれば、お客様のサーバー環境に応じたアドバイスも可能なので安全にお使い頂けますし、私達QA開発チームもお金を払ってくれるお客様がいるおかげで開発を続けられます。

    QA Analyticsの開発を応援してくださる方や、既存データを残したい方は、この機会にぜひアップグレードをお試しください!(今日から試しても、今月末まで無料です)。

    アテンションマップの精度アップ

    多くのアテンションマップは、ユーザーのページの平均滞在時間をもとに熟読箇所が表示されます。しかし、以下の問題がありました。

    • 各人の読む速度の違いが考慮されていない
    • ページのどこを読んでいるか推測が難しい

    今後AIにデータを渡す上でも熟読箇所の精度アップは大切です。そこでこの問題に対処すべく、QA Analytics4.0では、各ユーザーごとに読むスピードを考慮した補正を行い、かつ熟読箇所を正規分布で幅広く捉えることで、より熟読箇所の表示精度をあげました。

    ぜひQAアナリティクス4.0にご期待ください!

  • WordCamp Kansai 2024参加レポ:コントリビュートとは?

    プロダクトマネージャーの丸山です。
    こんにちは。

    WordCamp Kansai 2024に参加してきたので、遅ればせながらそのレポートを書きたいと思います。

    今回、私にとって初の出来事は2つありました。

    • コントリビューターデイに参加(コントリデイと略されている)
    • セッションデイにスピーカーとして登壇

    去年からコントリビューターデイが気になっていた

    去年バンコクで開催されたWordCamp Asia2023に参加した時に、コントリビューターデイを知らずに現地に行きました。
    そしたらチケットを持っていないので入れないということで、 コントリビューターデイって何?という状況になりました。

    前日なのでブースもまだ工事中@バンコク

    困ってうろちょろしていたところ、Takanoさんが私を見つけてくれて案内をしてくれ、中にいたベクトルの石川さんに教えてもらってコントリビューターデイの意味を知りました。

    コントリビューターデイとは

    WordPressユーザーが集まり、オープンソースプロジェクトであるWordPressにコントリビュート(contribute = 貢献)するイベントです。

    初心者が間違えがちなこと

    • みんなで作業をする日である。セッションなどはない。
    • 参加チケット(無料)が必要
    • 人気イベントなのでチケットはすぐになくなる

    コントリビュート(貢献)とは?

    WordPressは世界中の多くの人の無償の貢献によってなりたっており、世界中で様々な活動が日々行われています。ソースコードだけでなく、ドキュメントや翻訳など含めてWordPressが継続してメンテナンスされ、どんどん使いやすくなっていくのも、すべて世界中の人々の貢献おかげです。

    コントリビュートとコミュイニティ活動について詳しくはこの動画がわかりやすいです。

    コミュニティ活動とコントリビュート

    コントリビュートデイに初参加。その内容は?

    チケット入手方法

    実は、最初は申し込むか迷っていました。
    というのも初めてで、特にコントリビュートデイは「WordPress手練れ達の集まり」というイメージが強く、「てにをはも知らない自分が一枚使ってしまってよいのか?」と気後れしていました
    しかし、今回うちのQA Analyticsでブロンズスポンサーになっていたこともあり(あれ?スピーカーだったからか、、なんか記憶があやふやですが)チケットがついていました。
    そこで「これは参加するしかない!」と思い、申し込みました。

    どんな感じなのか?

    各チームにテーブルがわかれてやります。今回はこんなチームがありました。

    下記のWordCamp Kansai 2024ページより引用

    開催の流れ

    最初にこんな感じで、今日の流れや参加方法について説明があります。参加者にはお弁当とお茶も提供されていて、みんな和気藹々な感じで聞いています。

    ささぴよさん

    説明が終わると、各チームにわかれます。

    Coreチームに参加

    各チームにはメンターと呼ばれるガイド役に人がいてくれて、いろいろ教えてくれるそうです。
    ですので、この時点でビビっていた感情はなくなり、せっかくだったら一番興味があるところに参加しようと思い「Coreチーム」を選びました。

    Coreチームとは

    WordPressのコア(本体)に関する貢献を行うチームです。6人チームのうち3人は海外の人でした。
    正直、英語ができないと駄目そうなチームだったんですけど、面識のあるtoruさんや、日本人メンターのNaokiさんがいらっしゃる安心感で参加してみました。

    やはりうちのQA Analyticsはコアに密接に関わっているので、コアに関わっていきたいという気持ちと、実は、最初に座っていた席が、そのままCoreチームのテーブルになったので、そのまま居座ったのもあります笑。
    (ちなみに後から知ったのですが、世界でも数少ないコアのコミッターであるAdamさんがいました。凄腕のレベルが違いました。実際にWordPressの次期バージョンがコミットされるシーンを間近で見るという貴重な体験をさせてもらいました )

    何をした?

    参加すると、メンターの人を筆頭にチームの人が本当にやさしくて、手取り足取り教えてくれました

    • 開発環境の構築(GitHubからのクローン)
    • 作業するチケットの選び方
    • WordPressでどのようなやり取りでボランティア間の作業が進むのか?の説明
    • 実際に書き込む内容などのアドバイス
    • 通訳

    申し訳なかったのが、私のノートPCにまともな開発環境が入っていなかったことです。。
    なので環境構築でえらい時間をくってしまい、テザリング速度も限界があるので、作業が進まなかったです。

    それでも、チケット選びや、コードのデバッグまでチームの皆さんが手伝ってくれて、人生で一番最初のコントリビュートをすることができました。
    https://core.trac.wordpress.org/ticket/60038#comment:4

    (余談)海外ではCookieレスでGA4のPVが減少しているらしい

    たまたま雑談をする機会があって、Jonに海外のCookieとGA4問題を聞いたら「GA4はページビューが減少しているよ。本当にみんな困っているから、声かけたらみんな興味持つと思うよ。」と言ってくれました。
    この話を聞いたことで、私としてはCookieについて日本にお伝えしていく使命感みたいなものも芽生えました。これは思わぬお土産でした。

    コントリビュートデイに参加した感想は?

    当日に嬉しくてツイートした内容がこちら。

    なぜコントリビュートデイに参加したかったのか?

    QA Analyticsの開発に伴い、WordPressとの関わりが深くなったことで、やはり多くの人がボランティアで関わっていることが肌感覚でわかってきます。

    そうすると、自分だけ何もせずに、使わせてもらってるだけっていうのは、申し訳なく思うのですよね。
    その流れもあり、儲かっていないので小さくて申し訳ないですがスポンサーもやりますし、それだけじゃなくて、何か自分の力で貢献できることがあればすべきだ、という気持ちになります。

    Five for the Future

    WordPressでは、Five for the Futureという取組があります。5%の時間をWordPressの未来ために貢献していこうというコンセプトで、特に縛りがあるものではないですが、宣言をした会社は取組企業としてサイトに掲載され、活動時間とともに紹介されます。

    個人的な感覚としては、何をしたらよいのかよく分かっていなかった中で、やっぱりきっかけはこういうコントリビューターデイに参加するところからだと思いました。

    いろいろ直接お聞きできたことで、自分達ができそうなことや、逆に難しいことがわかって、Five for the Futureがより現実に近づいた気がします。

    翌日のセッションデイのスポンサーと登壇について

    最後に、翌日24日に開催されたセッションディについても。

    ブロンズスポンサー

    こんな感じでチラシを出しました。

    ちなみにブロンズスポンサーのブースにはテーブルがないことに気づいたのは直前でした笑。
    前述のように、とりあえず何かしら貢献しなきゃ(関西だし)という気持ちだったので、そんな感じです。

    スピーカーとして登壇

    こんな内容で発表しました。

    運営堂の森野さんが内容のサマリーと感想を書いてくれていましたので、ご紹介します。

    まとめ

    私の参加レポートとしては、主にコントリビューターデイについてお伝えしました。

    全体を通しての感想としては、委員長の岡本さんがおっしゃっていましたけど、WordCampは「楽しい!」というもの。

    大人になってあの楽しい雰囲気が残っているのは、貴重なイベントだと思うのですよね。

    ビジネスっぽくもなく、かといって新たなご縁も生まれましたし、ビジネス的にもよかったです。

    私がWordPressにより深く関わるようになって感じているのは、私もそうですし、WordPressはいろいろな人の人生に影響を与えているということです。そして、ここまでグローバルで、すごい人もいて、身近で、みんな平等。

    これはたぶん、オープンで、なんか人という存在に対して、懐の深いプロジェクトなんですよね。

    ということで、関西の参加レポートを書き上げたばかりですが、今日から台湾のWordCamp Asiaに出発です。

    ちなみに台湾は本日がコントリデイなのですが、こちらはチケットを入手しておらず。

    参加はセッションデイからになりますが、また、台湾のWordCamp Asiaについてもレポートを書きたいと思います。

  • 3.6.0.0 アップデートのお知らせ

    3.6.0.0 アップデートのお知らせ

    この度、QAアナリティクスのバージョンが3.6.0.0になりましたのでお知らせいたします。

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    UX改善

    用語説明をヘルプ画面に追加

    レポート「伸びているランディングページ」で使われている『初め7日間』『後ろ7日間』の用語説明を「ヘルプ」画面に追加しました。

    その他主なUX改善・バグFIX

    Ref#OverviewDescription
    QAHM-1272UX改善(PHP7.0以上)cronエラーキャッチを強化
    QAHM-1267バグFIX自動データ処理時、warningが出る可能性のある箇所を修正
    QAHM-1212UX改善フィルタ機能付きtable表示を改善
    QAHM-1184バグFIXデータ表示時、warningが出る可能性のある箇所を修正
    QAHM-1160バグFIXレポート表(「セッションレコーディング」「行動」)のバグ修正
    QAHM-1128UX改善ヒートマップ、リプレイビュー表示改善

    今後ともQAアナリティクスをよろしくお願いいたします。